【臨床整形外科 33巻3号 より】
腰部脊柱管狭窄症の方83人に,超音波を照射して照射直後と追跡調査時の成績.神経障害形式による分類では,神経根型が61例,馬尾型9例,混合型13例で行った。 ※出力1.5w/cm2,周波数 1MH 。
超音波療法終了直後の成績は間欠跛行が消失したものと軽滅したものを加えた有効率は78.3%であり,神経根型は有効率85.3%,馬尾型は55.6%,混合型は61.6%と馬尾型は良くない傾向がみられ,罹病期間との関連では有意な相関があり,罹病期間が短いほど改善する成績は良好である。また安静時症状の無いものの方が改善がよかった。
※出力に関しては当院での設定も上記と同じ設定で照射を行っていきます。