夏場は気温が高く、全身の筋肉も冬場に比べ緩みやすいので比較的身体が楽という方が多いと思います。ただそんな夏でも注意すべきことを4つにまとめましたので、参考になさってくださいね
ホームページご覧になっていただきありがとうございます。院長の関口です。
私自身はやはり寒くて背中が丸くなる冬よりも、開放的な夏場の方が圧倒的にテンションが上がります。
暖かい夏ですが、腰痛対策や体調管理に注意すべき事がありますので、紹介させていただきます。
これから梅雨が明けて夏本番に向かっていきますので、水分補給や室内温度の調整をうまくして熱中症対策が必要になってきます。
夏場は私自身の臨床での経験では、冬場に比べて慢性的な腰痛や手足の痺れを改善するには適している季節だと思います。
ただ、暑い時期の体調管理の注意点をありますのでまとめてみました。
ふくらはぎより先、腰回りをクーラーなどで冷やし過ぎない
冷やし過ぎることにより、夏場はギックリ腰が意外にも多いです。また、事故やケガによる古傷がある方や脊柱管狭窄症などの手術などの生体内金属がある方は注意が必要です。冷えによりうずくような痛みが出てくる事があります。
その他にも急な温度差はストレスとなります。特に女性の方が多いですが、自律神経の乱れを引き起こし頭痛や激しい肩こりになる方がいらっしゃいます。
対策としてはクーラーの設定温度を27度以下にしないことや、直接風を受けないようにする事です。どうしても避けられない状況があると思いますので、そんな時の為に温めるサポーターやブランケットを用意しておきましょう。
冷えていると感じる時は、暖かい飲み物を飲む。水分補給の水やスポーツドリンクは常温で飲む!!
これもやはり女性が多いですが、お腹が冷えていると感じる時は夏でも暖かいスープなどを飲みましょう。腰の筋肉はお腹側にもありますので、腰痛の原因にもなります。胃腸を冷やせば食欲低下で夏バテを引き起こします。
シャワーだけでなく半身浴で湯船に浸かること
夏場は熱ーいお風呂に肩まで浸かる必要はありません。38度位の温度でみぞおちの高さで十分です。15分位は浸かってあげると体の内側から温まります。(弱火で肉を焼くと内側から焼けるのと同じです) ミントのオイルや入浴剤を入れて血行促進すれば、さらに夏冷え対策には最高です。リラックスの神経である副交感神経も優位になり自律神経が整い、睡眠の質も上がります。
食生活に注意をして、夏バテ防止する
夏は基礎代謝が高まり、たんぱく質を多く消耗します。またエネルギー代謝に必要なビタミンB1も不足傾向にあります。
下記に夏バテに効く食べ物まとめてみました。
・ウナギ(栄養価が高く、夏バテ予防の代表ですね。ビタミンA1も豊富で粘膜を修復する働きがあり夏風邪の予防にもなります)
・豚肉、鶏肉(たんぱく質ですね。ニンニクと一緒にすると食欲も栄養もUP)
・トマト(私は食べれませんが、食前に食欲アップするらしいです)
・レバー(これも皆さんご存知だとは思いますが、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、鉄分が豊富です)
・柑橘系(クエン酸による疲労回復効果で夏の疲れを癒します)
少し気にする、行動を変えるだけで結果は必ず変わってきます。
皆様の体調管理にお役立てできれば、幸いです。
これから夏本番。海水浴、お祭り、花火大会など夏を楽しみましょう。では!!