上尾市で腰痛専門整体院をやっております、上尾ステップ整体院の関口です。
今回は緊急を要する腰痛、内臓の病気からくる腰痛についてまとめてみました。
筋筋膜性腰痛、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、坐骨神経痛、梨状筋症候群と医療機関で判断された場合には当院で改善できますので、是非お問い合わせください。
内臓からくる腰痛の特徴は姿勢とは無関係に痛みが続きます。下記を参考にしていただき、じっとしていても激しく痛む場合には、重大な病気が隠れている可能性がありますので、医療機関へいって精密検査をすぐに受けてください。また腰痛とともに発熱がある場合は注意が必要です。
緊急を要する腰痛
- ●化膿性脊髄炎
この病気は非常にみつかりづらい病気でCT検査では異常が無いことが多く、MRI検査をしないと見つかりません。化膿性脊髄炎は背骨に起こる細菌感染症です。転倒などの原因が無いのに日に日に腰痛が強くなって、じっとしていても激しい痛みが続くのが特徴です。また細菌感染ですので発熱もおきます。
- ●腰椎などの脊椎への癌の転移
肺癌、前立腺癌、乳癌などが血管を通って脊椎に移動して、癌病巣を作ることがあります。癌細胞が増殖して骨を破壊していきますので、軽い外力が加わるだけで骨折する場合もあります。癌に侵され始めた箇所は日に日に痛みが強くなり、じっとしていても痛みが出るのが特徴です。下半身の麻痺や排尿障害が現れることもあります。なるべく早期に判断してもらい、対応する必要があります。
その他の内臓が原因と考えられる腰痛
- ●尿路結石
女性よりも男性に多くみられ特に、30代から40代が多いです。腎臓で作られた小さな石が尿管に詰まってしまい激痛が起こります。左右どちらかの背中から腰にかけて七転八倒するほどの痛みが出ると言われています。坐薬などの強い痛み止めを使わないとおさまらないことが多いです。
- ●急性胃炎・胃十二指腸潰瘍
多くはみぞうち付近に痛みが現れますが、生じた場所によっては背中や左側腹部に痛みを生じます。痛みは動作や痛みとは無関係で食事によって変化することが多いです。空腹時に痛むようなら胃の下部や十二指腸が原因の事が多く、食後に痛むなら胃の上部が原因となっている事が多いです。
- ●腎盂腎炎
腎盂腎炎とは若い女性や高齢者に多くみられる腎臓の細菌感染症です。高熱とともに背中から腰にかけて重たいような痛みが出るのが特徴です。尿検査や血液検査で判断をして細菌を減らす薬の投薬で対応していきます。
- ●急性膵炎
急性膵炎とはお酒の飲み過ぎや脂っこい食事によって膵臓が炎症してしまう病気です。胆石などの胆管の病気によっても炎症が生じます。左側の上腹部や背中に長時間にわたり突き刺すような痛みが続きます。特徴として仰向けで寝ると痛みが強くなり、膝を抱えて丸くなるようにすると、痛みが和らいでくる事があります。重症化することがある為、早めの対応が必要になります。
- ●腹部大動脈瘤
腹部大動脈瘤とは無症状の事が多いです。大動脈の壁の一部分が瘤(コブ)のように膨らむ病気で、このコブが破裂するとへその周囲や腰付近に激しい痛みが現れます。
- ●大動脈解離
大動脈解離とは大動脈の壁が裂けてしまう病気です。突然激しい痛みに襲われます。最初は胸や背中が激しく痛み、裂け目が広がるにつれて痛みがお腹や腰に移動していきます。
以上、これがすべてではありませんが内臓からくる可能性のある腰痛についてまとめてみました。
はやり、じっとしていても痛い、発熱がある場合には注意が必要となります。熱だからと言って軽く見ることなく、2週間以上発熱が続く場合には一般的な風邪が原因ではない場合がありますので、精密検査を受ける必要があります。また骨転移をした場合でもその転移が早期に発見でき、1カ所にとどまっている場合には切除をして回復することができます。昔と違って癌は様々な改善法が確立されて、ち療していくことが出来る時代になりました。
筋筋膜性腰痛、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、坐骨神経痛、梨状筋症候群と医療機関で判断された場合には当院で改善できますので、是非お問い合わせください。